ヌカススキ

Aira caryophyllea L.  [イネ科]

 原産地はヨーロッパ。南アメリカやニュージーランド、東アジアに帰化。日本には明治年間に花壇用に植えられた。山口県では、山口県立山口博物館によると、「岩国市玖珂町山王宮、1981年5月16日、三宅貞敏」が最初の記録である。小穂は約3㎜で2小花をもち、それぞれの小花に約4㎜の芒(のぎ)がある。つまり、1小穂から2つの芒が見える。(南敦)

山口県山口市徳地八坂 2016年4月22日 南敦撮影

〈小穂〉山口県山口市徳地八坂 2016年4月22日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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