ハナヌカススキ

Aira elegans Willd. ex Gaudin  [イネ科]

 原産地はヨーロッパ。日本にいつ頃入ったかは不明。但し、ヌカススキと同様に観賞用に入ったと推測される。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「岩国市三角町米軍基地内、1971年7月25日、和田益夫・三宅貞敏」が最初である。特徴は、小穂は2小花からなるが、芒は1小花のみから出る。つまり小穂を見て芒が1つであることである。(南敦)

山口県光市中央 2016年5月24日 南敦撮影

〈小穂〉山口県光市中央 2016年5月24日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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