カラスムギ

Avena fatua L.  [イネ科]

 原産地はヨーロッパ。世界各地の暖帯や温帯に拡がっている。日本には有史以前に入ったと思われる。山口県では、『山口県植物誌』によると、「山口市氷上、1903年3月15日、小田常太郎」が最初の記録である。現在(2017)は道路や線路の側、海浜、空地など至る所に群生する。近似種にミナトカラスムギがある。(南敦)

山口県光市虹ヶ浜 2016年4月25日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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