Bromus carinatus Hook. et Arn. [イネ科]
原産地は北米西部。世界の暖帯や温帯に帰化。日本では1988年に森茂弥が学名不詳のまま、上記の名をつけた。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「宇部市常盤自然公園、1995年5月2日、末広雄次」がはじめである。開花期に約5㎜の黄褐色の葯をたれ下げるなどの性質がある。イヌムギは、日本のものは、閉鎖花のみで、葯は約0.5㎜である。(南敦)
山口県上関町戸津 2016年4月25日 南敦撮影
〈花穂〉山口県上関町戸津 2016年4月25日 南敦撮影
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