Bromus commutatus Schrad. [イネ科]
原産地はヨーロッパ、北アフリカ。世界各地に牧草として渡り、野生化した。日本には、1957年群馬県ではじめて記録された。小穂は長楕円形で長さ1~2.5cm、5~10個の小花からなる。護穎には7~10㎜の芒がある。特徴は、小穂は無毛で、熟すると小穂の先から小花が容易に落ちていくことである。写真の標本は山口博物館に納めてある。(南敦)
山口県光市虹ケ浜 2016年6月3日 南敦撮影
〈小花が落ちた小穂〉山口県光市虹ケ浜 2016年6月3日 南敦撮影
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