チャボウシノシッペイ

Eremochloa ophiuroides (Munro) Hack.  [イネ科]

 原産地は東南アジア~中国南部。世界で芝として用いられる。日本では第二次世界大戦後沖縄に帰化。山口県では、「光市室積新宮、2016年7月26日、南敦」「下関市豊田湖近く、2016年10月15日、南敦」を山口県立山口博物館に納めている。光市室積新宮の標本は同館の初記録である。約4cmの総状花序で同定できる。葉先は近似のイヌシバより尖っている。(南敦)

山口県下関市豊田湖近く 2016年10月16日 南敦撮影

〈総状花序〉山口県下関市豊田湖近く 2016年10月16日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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