オオクサキビ

Panicum dichotomiflorum Michx.  [イネ科]

 原産地は北アメリカ。世界各地に帰化している。日本には1970年代にとり入れられ飼料作物とされた。それらが逸出して拡がった。山口県では、『山口県植物誌』によると、「徳山市徳山、1968年9月30日、三宅貞敏、希」が最初の記録である。その後急増したものと思われる。遊休地や休耕田、道端など至る所に見られる。(南敦)

山口県周防大島町伊保田 2015年11月6日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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