2021.03.03 11:58ミスミトケイソウ琉球列島Passiflora suberosa L. var. suberosa [トケイソウ科]別名:クロミノトケイソウ 原産地は南アメリカ、中央アメリカ~南太平洋諸島。熱帯や亜熱帯地方に広く帰化した。沖縄には1900年代に入った。現在(2017)沖縄県には広く帰化しているという。一~多年生草本。山口植物学会は、2012年12月14日西表島で、2012年12月16日と2017年4月13日波照間島で採集した。いずれの標本も山口県立山口博物館と広島大学に納めてある。両島とも一ヶ所見ただけである。(南敦)
2021.03.03 09:02クサトケイソウPassiflora foetida L. [トケイソウ科] 原産地は熱帯アメリカ。世界中の熱帯から亜熱帯にかけて広く帰化している。日本では沖縄や大東島に帰化しているといわれるが、私は南北の大東島のみで多数を見た。一~多年生草本。古い蔓は10年以上のものがある。萼が、栗のいが状で開花後も残り、直径約2cmの球形の果実が黄色く熟した後にも残っている。近似種はない。山口県でも一年生草本として栽培できる。(南敦)
2021.03.03 08:56トケイソウPassiflora caerulea L. [トケイソウ科] 原産地はペルー、ブラジル。観賞用に世界に拡がった。日本にも早くから来ているが、いつかは不明。葉は5深裂した掌状葉。実は黄熟し食べられる。耐寒性があり、蔓性なのでよく増えて野生化しつつある。写真の標本は山口県立山口博物館に納めてある。(南敦)